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死にたいそう思ってたのに
やっぱり生きることを選んだ



生きたい
どこか心の底で思っていたのだろう

生きること
いつかわずかな喜びに出逢える時があるかもしれないこと


生きる苦しみのそこで詩を書いているうち
たくさんの人の心に寄り添うことを知る


人の心の闇

その人の抱えるもの
その人の苦しみは分からない

わたしの中でも、自分の事は誰にもわかるわけないと思う孤独



それが闇に向かった



いや苦しみの中でまだもがいているある人
彼だから言える言葉がある


彼にとって生きる
1日も一瞬も誰かに手助けをしてらうこと

そんな、手助けは拒否したいと思う
なぜ、甘えないといけないんだ

生きるを選んだ責任と共にまた詩を書く


自分を励ます為に作った詩は
いつしか誰かに寄り添う心をもつ



そう、なんだか急に思った

無だ



無…


無の局地にあえたような感覚


そんな感覚を呼ぶ



そしてそんな人に会いたい




憧れ、無になりたい

翼をください


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舞踊で、あるかたが舞った

翼をください



その影像がこころにのこる



そして、空の下でコンサートのなかで、全員参加のコーラスでの


翼をください



昔の映画


典子は今の主題歌だったね、と姉さんから聴く。

ああ、そうだ。
母と、兄と、私で見た、数少ない思いでの一ページだと気づいた