野の花
あるだけ
いるだけでは
不意に不安になる
壊したくなる
大切な人はもうなくならないとただ安心したいだけ
何度壊しても、傷つくだけの自分
ただ咲いてるだけの花
編むと指を彩る花
誰かの支えになれるかな
ただのわたし
私を産んで育ててくれたお父さんおかあさん
おじいさんおばあちゃんおばちゃん
誰かを守るため
わたしはいるんだね
愛すること
愛することは誰かを傷つけていくこと
守るには戦うこと
本当のことは、誰も教えてくれない
そらとくも
しばらく、大空を。
眺めていたい。
本当のこころと向き合っていくことと
また夢💤🎠💤をみることの
あいだで
差し色
遠くを見つめる目が美しく
どうかこのままでいて欲しいと風にのせて囁く
差し色はいらない
背中
あなたの丸まったせなかホントは大好き
旧小国邸
タイから帰って来た幼馴染みと通いあう、時間
あつく強く抱き合う感覚
夕陽に染まる頬
何気ない言葉
通り抜けてしまうけど
ほんとは、目を反らしたくない
この瞬間を